抱球式から抱球式へと

当スタジオでは抱球式を非常に大事な姿勢だと位置づけています。
3月の相模原教室はこの抱球式をテーマとしました。

抱球式というのは両腕を上下に分け、大きな球体を身体の前に抱えているような姿勢のことですね。

肩を落とし、両肘を合わせ、左右の腕を陰陽に分けます。

 

この抱球式は様々な技の開始動作として套路に組み込まれています。
抱球式を起点に色々な技が繋がるようになっています。大半の技が繋がるといっても良いかもしれません。

ご自宅で練習する際は、套路より技を少数に絞って、単体練習をすることが重要ですが、この抱球式を使って技と技を接続するとやりやすいと思います。

抱球式に歩法を組み合わせるとそれだけで、武術的な用法がいくつも現れます。
そしてそこから変化もしやすい。
先週こちらに記載した雲手は左右の腕の切り替えで、左右の抱球式をくり返しているとも言えます。

重要な姿勢ですね。
よく吟味ください。

 

 

 

当ブログはにほんブログ村のランキングに参加しています。

掲載コンテンツにいいなと感じるところがあれば、下記ボタンを1クリックいただけると助かります。

にほんブログ村 格闘技ブログ 太極拳へにほんブログ村