姿勢と気づき

太極拳・内家拳は姿勢が非常に重要です。

 

正しい姿勢により気血が廻り、正しい姿勢により勁が通り、強い力が出ます。

 

私自身、学生の頃は姿勢を正しなさいとよく注意されていましたが、その弊害の説明は明確に教わらず、姿勢は年とともに悪くなっていたと思います。内家拳を続ける中でどんどんその重要性を認識して、自然に姿勢が改善されていきました。(デスクワーク時の姿勢はなかなか直せなかったりするのですが。。。)

 

一般的に正しい姿勢というと、背筋を伸ばすことが第一に思い浮かびますが、内家拳での正しい姿勢はもっと深いものがあります。

例えば、骨の位置、関節の角度、使う筋肉、内臓の位置、意識の使い方 など。

背筋はスッと伸ばしますが、胸と背中が均一に広がるように、背骨の一つ一つの間が開いて上下に伸びる様に、等々 とても一言では言い表せません。

 

正しい姿勢をとるにはまず姿勢の間違いに気づくことが大切です。

なので毎回のように同じ指摘をします。

指摘を受けて姿勢を直す前と直した後の微妙な変化に気づけるようにしっかり内観しましょう。

 

気づくという意味では、関節に出る痛みやコリなども、姿勢の間違いに気づくきっかけだと考えるとありがたいものかもしれませんね。

 

 

 

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