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10分練習のススメ

練習のススメ:部屋練のススメ」を記載してずいぶん経ちましたが、部屋練してますか?

 

通常のクラスでの練習時間が80分ほどあり、内容盛りだくさんなため、「一人で練習って何をやればいいのか分からない。」という方のために、今回は練習の具体的な組み合わせを提示していきたいと思います。

しかも全ての練習は10分(!)に収まるように設計しています。

 

練習というと、30分くらいやらないと…などと思ってしまうかもしれませんが、まずは10分間、継続してやってみましょう。

10分!できますよね!?

調子が良い時や、感覚が掴めた時は「もうちょっと続けたい」と思うかもしれません。その時は気持ちに正直に続けてしまえば良いと思います。

是非、この年末年始から開始いただけたらと思います。

 

さて早速練習プランですが、数パターンを組み立ててみました。

時と場合に合わせてご活用してみて下さい。

 

◆身体を目覚めさせる朝の10分

・スワイショウ 2分

・屈伸・伸脚 1分

・単式練習(雲手等) 3分

・站椿 3分

・調養功(呼吸法) 1分

コメント:朝の10分で差をつける。身体を目覚めさせ、血流を良くし、心身の1日の準備をする10分にもなります。

 

◆基本の10分練習

・スワイショウ 2分

・站椿 or 基本功 3分

・単式練習 or 套路 5分

コメント:その日の気分で站椿したり基本功をしたり、単式(例えばランジャクビ)したり、套路したり。

 

◆基本功10分

・スワイショウ 2分

・雲手 3分

・掤捋擠按 5分

 

◆みっちり套路を10分

・套路 10分

コメント:太極拳の套路はゆっくり身体を伸ばすので準備運動は不要です。いきなり套路でもOK。

 

◆仕事帰りに心を鎮める站椿10分

・調養功(呼吸法) 1分

・スワイショウ 2分

・練身功 3分

・站椿 4分(馬歩站椿、川字站椿、虎踞式…)

コメント:疲れてる時には、身体を練って、形を作って大木のようにただ立つ。嫌なことは思い出さない。また後で考えようと思うことが重要。

 

10分で意外とできるものですね。

組み合わせを考えることが意外と楽しい行いでした。

皆さんのオリジナルな10分メニューを考えていただければと思います。