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呼吸の通りを改善する

先週、久しぶりに体調を崩してしばらく練習を休んでいました。

5/11の練習では、5日振りに身体を動かしましたが、站椿をしていて呼吸がし辛いことに気づきました。そして息が吸いにくいので声も腹から出しにくく、小さいのです。

普段運動をしていなかったり、長時間息を詰めて同じ姿勢で過ごしたりしてもこのようなことが起こります。

 

この原因は筋肉が骨に癒着したことによります。今回の場合はアバラ周りの筋肉がアバラに癒着してアバラの開合がし辛くなったことで肺が膨らみにくくなっていることが原因です。

解消するにはこの癒着を取ってやればよいです。筋肉の癒着は場所にもよりますが、今回の場合は簡単に取ることができます。

 

まず拳を作り、その第一関節を使ってアバラの表面をゴリゴリしてやります。手が届く範囲でアバラ全面をまんべんなくゴリゴリと拳の第一関節で擦ります。たったこれだけですが、胸が楽に開き、呼吸が楽になります。

 

これはやったことがない方であればおそらく誰でも効果を実感できるのではないかと思います。これを行ったあとでは、胸が楽に開き、かなり呼吸が楽になるのが感じられるでしょう。

 

デスクワークや、緊張しやすい方は特にこれを時々行うことをおすすめします。また、声が通るようになるので人前で発言する機会があるビジネスパーソンにもおすすめです。

ぜひやってみてください。